白子に、脂ののった刺身!寒グレの醍醐味ですが、今シーズンは味わえておらず、
ラストスパートしてます。地元熊本の天草ではどうも食いが落ちており、ボーズか
デカバンか、という状況。安定した釣果を求めて、3月12日大分県鶴見の磯に行ってきました。
SNSや渡船の釣果情報から、米水津、鶴見共に、腹パンのグレが釣れているようです。
さぞかしにぎわっているかと思いきや、当日の速見丸は、土曜なのに10名も居ません。
鶴見大島も、キャップライトの灯りが少なく、磯はガラガラです。
枯松、ビャクビとおろし、鶴御崎半島へ向かいます。我々3人と他の組の2人は、当番瀬のカタヘラバエへ。
当日のブレンド材は、何となく大分ということで遠投を意識して、G-MAX3kgに、マスター遠投を2袋、これに生オキアミを3枚。ツケエはPROとアミ漬むきみとしました。
潮が複雑に動いており、潮目がいくつも出来ては消えを繰り返している感じです。
沖に出る筋を見つけ、マキエを数杯先打ちし、仕掛けを投入。見た目より潮の勢いが強く、仕掛けが完全になじむ頃には、結構沖まで流れています。
仕掛け投入後と、なじみかけたところで2回、マキエを後うちをして、仕掛けとマキエの同調をはかります。
そのルーチンを何度か繰り返していると、シモリだしたウキが勢いよく消し込まれていき、やっと、この日一発目のグレをゲット。35㎝くらいでした。
ライブウェルだして、色々していると、既に海の表情がかわってました。
長く続いてそうな潮目を見つけながら仕掛けを流していきますが、アタリはでても針掛かりしないことが多くなります。
針を3号に落とし、ツケエをアミ漬けむきみに変更。道糸にはっきりとアタリがでますが、食い込みません。
回収したむきみを、手でちぎって3等分し、2つを針に刺してみます。これで同じように流していると、またしても道糸にアタリが出ます。そのまま10秒ほど待ち、道糸をとめてみるとガツガツっときて、やっと針掛かりしました。あがってきたのは、また35㎝くらいのサイズのグレ。ちぎったアミ漬けを刺すことで針にフィットしてかかりやすくなった感じです。
その後もツケエをローテーションしながら、ポツポツとアタリをひろって、トータル8枚のグレをゲット。
ほとんどのグレは腹パンパンで、いくつかは白いヤツがこぼれでてました。
帰宅後は、白子を心待ちにしていた友人たちに配り、自分の分をさばいてみると、しっかりと入ってました。
さっそく白子ポン酢で頂きました。まさに釣り人の特権ですね。
まだ、諦めきれておらず、もう一回くらい、寒グレ行ってみたいと思ってます。