広島県 阿多田島の磯のチヌ釣り　外輪

2月中旬に広島湾へ釣友5名で釣行しました。
今回は、近いうちに開催される地区予選会の練習を兼ねて、奥新渡船さんにお世話になり阿多田島の磯へ上がりました。

今回使用したマキエサの配合は、超遠投が必要な為、ネバリと自重があるものを選択しました。
『底攻め！ズドン』と『俺のチヌ 』でしっかり自重を作り、固形物が多い『麦黒鯛』と『釣り麦』でチヌを足止め、またアピールするようにイメージしました。

上がった磯は阿多田島の『新波止のネキ』というポイント。ネキは広島弁で、近くと言う意味で波止に繋がる磯といった様子です。
地形は遠浅で届くところまでマキエサを遠投します。沖目の底付近でエサを拾っているだろうと予測して、ハリの近くへガン玉を打ち安定させます。

そろそろマキエサが効き始める頃だと考えているとラインが突っ走る爽快なアタリ。
重量感があり手前に寄ってからも強いファイトで楽しませてくれたのは、年無しサイズのチヌでした。
使用したサシエサは『生イキくん ForPRO』の2Lサイズ。胴体の柔らかい部分を使うために、頭と尻尾をやや多めに切り取って1号のハリに刺しました。

1枚目が釣れてから2時間後、ちょうど潮止まり時のタイミングで、這わせたサシエサに誘いをかけて2枚目を追加。このチヌも良型でよく引いてくれました。

その後の下げ潮では、チャリコを追加したのみで本命から反応を得られず納竿。
全体的に厳しい釣果でしたが予選会に向けて良い練習となりました。

今後の広島湾の釣況ですが、3月に入っても水温がまだ低いので辛抱の釣りが強いられる場合があります。ただ、気温はこれから上がってくるので魚の動きが良くなるタイミングも厳寒期と比べて増えると思います。流れが安定し水深のあるワンド状が絡むポイントがおすすめです。

釣果　　
■45㎝、50㎝　チヌ 2枚

釣り場
■広島県　阿多田島の磯『新波止のネキ』


使用したマキエサ

■底攻め！ズドン
■俺のチヌ
■麦黒鯛
■釣り麦(1.8kg）